「北朝鮮報復聖戦脅迫は事実上の自殺行為」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.26 09:11
25日に始まった韓米連合海上訓練に対し、北朝鮮が「核抑制力に基づいた報復聖戦を開始することになるだろう」(24日、国防委報道官声明)と脅迫し、北朝鮮軍部の対応カードが注目されている。1月の青瓦台(チョンワデ、大統領府)に対する「民族全体的な報復聖戦」発言を含む北朝鮮の「聖戦」主張はこれまで計4回あったが、今回のように「核抑制力」と関連づけたのは初めて。
国防委の声明は3項目の「原則的立場」を明らかにしたが、第1項と第2項でともに「核抑制力」という表現を使った。このため追加核実験の可能性がまず挙げられる。白承周(ペク・スンジュ)国防研究院安保戦略研究センター長は「核開発体系をきちんと備えるには通常4回の実験が必要。これまでの2度に続く3度目の核実験に踏み切るかもしれない」と述べた。政治的な立場と核兵器の完成度の側面で追加核実験を行う可能性があるということだ。