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【ニュース分析】韓米「不屈の意志」vs北朝鮮「核報復聖戦」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.26 08:28
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 25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域安保フォーラム(ARF)閣僚会議が韓国・北朝鮮の立場を折衝した議長声明を出して閉幕し、「天安艦外交戦」が一段落した。

しかし韓米はこの日、東海(トンヘ、日本海)で大規模な連合訓練を開始し、追加の対北朝鮮金融制裁の輪郭も提示した。北朝鮮はこれに対抗し、国防委員会名義で「核抑制力に基づいた報復聖戦」を明言するなど、韓米と北朝鮮は‘強対強’の対決構図に向かっている。

 
ある米連合司令部の関係者は25日、「米空母ジョージ・ワシントン(9万7000トン級)をはじめとする数隻の韓米艦艇が午前7時、釜山(プサン)・鎮海(チンヘ)港を離れ、東海に移動中」とし、この日から4日間の日程で連合海上訓練(作戦名「不屈の意志」)が開始されたと明らかにした。

北方限界線(NLL)近隣を含め、東海全域で実施される訓練には「ジョージ・ワシントン」とアジア最大輸送艦である韓国海軍「独島(ドクト)」(1万4000トン級)など両国艦艇(潜水艦含む)20隻余りが参加した。

また韓半島で初めて任務を遂行するF-22戦闘機(ラプター)4機など約200機の航空機と両国の兵力およそ8000人が参加する。特に天安艦事件の再発を防ぐため、実際に魚雷を出した後、爆雷などで撃破する実戦対艦訓練(27日)も行われる。韓米は年末まで毎月、連合海上訓練を実施し、9月には西海(ソヘ、黄海)で高強度訓練を実施する予定だ。

政府当局者はこの日、「米国が近く‘行政命令’という国内法的根拠を作り、包括的な対北朝鮮金融制裁措置を推進するだろう」と明らかにした。当局者は「(米国は)武器、ぜいたく品および麻薬・偽物たばこ・偽札製造などを範疇に金融制裁措置を検討中」とし「欧州連合(EU)とカナダも近い将来、対北朝鮮(金融)制裁に着手するだろう」と述べた。

◇北朝鮮「報復聖戦」脅迫=北朝鮮国防委員会の報道官は韓米連合訓練について「容認できない軍事的挑発」とし「必要な任意の時期に核抑制力に基づいた報復聖戦を開始することになるだろう」と24日、明らかにしたと、朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮は全軍・全国民に非常警戒態勢を指示し、これに伴って北朝鮮軍各軍団と特殊兵種、機械化部隊、民間教導隊武力まですべて軍事訓練に入ったと、米国の自由アジア放送(RFA)が24日伝えた。


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