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【噴水台】移民者の国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.05 14:55
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 映画「ターミネーター」のスター、アーノルド・シュワルツネッガーはデビュー当時、少なからず屈辱を経験した。 ヘラクレス役を演じた最初の出演作は撮影後、彼のセリフ全体がダビング処理された。 殺し屋として登場した2つ目の作品では話すことができない障害者として設定された。 あまりにも強いアクセントのためだ。 オーストリアで生まれ、21歳で米国に渡った彼は、政界に入門し、カリフォルニア州知事になった現在でも、‘本土の発音’とは大きく異なる英語を駆使する。 このためよくコメディーのネタになったりもする彼が、先日、エモリー大学の卒業式の祝辞で冗談を言った。 「もともとアリゾナ州でも卒業式の祝辞を述べようとしていたが、アクセントのため追放されるのではと怖くてあきらめた」。

今月末発効するアリゾナ州の新しい移民取り締まり法を皮肉ったのだ。 不法滞留者と疑われるだけでも警察の検問を可能にする法律をめぐり論争が起きている。 日々その数が増え、1100万人にのぼる不法移民を防ぐには不可避だというう賛成論に、人種差別を助長するという反対論が激しく対立している。 ついにバラク・オバマ大統領が動いた。 1日の演説で移民法改革を推進する意向を明らかにした。 現在の不法滞留者には合法的地位を得る機会を与えるものの、今後の不法移民は厳しく処断するというのが骨子だ。 オバマは「誰であれ、米国で働き、米国の歴史を刻む資格がある」とし、科学者アルベルト・アインシュタイン、鉄鋼王アンドリュー・カーネギー、グーグル共同創業者セルゲイ・ブリンも移民者だったことを想起させた。

 
彼の言葉通り、移民なしには今日の米国もなかったはずだ。 独立直後、何もない土地に紡績工場を建てて米国版産業革命を起こしたサミュエル・スレーター、大量生産体制で自動車時代を開いたヘンリー・フォードも移民者だった。 シリコンバレーを建設してベンチャー資金を集め、デジタル革命を先導したユージン・クライナーも同じだ。 そのシリコンバレーで1995-2005年に登場した数千社の先端企業の50%以上を移民者が創業したのを見ても、「移民=競争力」であるのは明白だ。

にもかかわらず移民法改革は保守派の反発を招く懸案だ。 ブッシュ政権も類似の改革を推進したが、共和党議員の反発で失敗を味わった。 大統領選挙でヒスパニックの票を狙って移民法改革を公約に掲げたオバマがこれまで黙っていた理由だ。 健康保険と金融改革を強行したオバマ政権がもう一度やり遂げられるだろうか。 可能性は低く見えるが、世宗(セジョン)市も4大河川も何一つ思い通りにならない李明博(イ・ミョンバク)大統領としてはうらやましく思うかもしれない。

申芸莉(シン・イェリ)論説委員


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