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「総理室、李大統領批判動画載せたブロガーを不法調査」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.22 12:02
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国務総理室公職倫理支援官室が李明博(イ・ミョンバク)大統領を誹謗する動画を個人ブログに載せた市民を内査してオフィスを不法調査したという指摘が出た。民主党イ・ソンナム議員は21日、国会政務上で公職倫理支援官室が2008年11月、ソウル銅雀警察署に送った公文書を公開した。李仁圭(イ・インギュ)公職倫理支援官の署名が書かれたこの公文書には「インターネットダウムブログに虚偽事実を流布して大統領に対する名誉を毀損した容疑があるキム某氏に対する捜査を要請するので結果を報告してくれ」と書かれている。

 
イ議員側によると問題の動画は米国海外同胞学生と見られるKさんが米国の「マイスペース」に掲示したもので、医療民営化と4大河川事業など大統領の政策を批判的に扱って国内で放送された画面を編集したものだという。178万人が接続し、今も数十件のブログ、動画像掲示板に掲示されている。キムさんはこの動画を自分のブログに2008年6月に載せたという。

イ・ソンナム議員は「公職倫理支援官室民間人を調査することができない上、すると言っても公職者不正と関連した民間人に限らなければならないが、キムさんを内査する過程で(キムさんが代表である)K社に対して会計資料とフロッピーディスクなどを不法で分析、調査した」と指摘した。また「キムさんは総理室の内査で代表理事を辞任し、持分までも売渡して個人的に深刻な被害を受けた」とし「担当捜査官が疑いがないことは明白だと言ったが、警察署長が補完捜査指示をし、また調査が進行された後で検察に送致されたが、起訴猶予処分を受けた」と述べた。それとともに「被害者であるキムさんは2009年12月、起訴猶予処分取り消しを請求する憲法訴願審判請求を申請した」と明らかにした。

クォン・テシン国務総理室長は「民間人に対して調査したことは過ち」とし「議員たちの指摘どおりなら問題があると判断され、状況を把握して報告する」と答えた。


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