【噴水台】泣き虫首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.03 14:12
中国天津の郊外、宜興埠。温家宝中国首相の故郷だ。この温家集成村には「温氏世襲図序」という系図がある。しかし温首相の名前はない。中華圏メディアが確認した内容だ。理由は何か。高祖父が外部人だからだ。温家の籍には載せたが系図には載せることができない身分だ。高祖父は賢明だった。学問だけが生きる方法だと判断した。子孫たちを残酷に教育させた。これが家の伝統になった。1948年、国共内戦が天津を襲った。温首相の家も、村も灰になった。5家族が3坪の穴蔵に移った。ここでも6歳の家宝は経書と新学問を勉強しなければならなかった。専攻は水利だが古文を自由自在に彼が引用できるのはこのためだ。