【噴水台】投票の集計法
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.01 13:57
R=BXP-C。50余年前、米国政治学者アンソニー・ダウンズが考案した投票率の集計法だ。有権者が投票する確率(R)は、支持候補が選ばれれば得る利得(B)に自分の票が当選を牛耳る可能性(P)を掛けた後、投票による費用(C)を差し引けば出るというものだ。選挙で1票で当落が変わることはほとんどないため、BXP値は小さくなるほかない。一方、投票する人を決めて投票所を訪れるのにかかる時間など、費用は多く発生する。Rがマイナスと出る公算が大きい理由だ。