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【ニュース分析】普天間・政治資金ブーメラン…鳩山首相8カ月で辞任

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.03 09:14
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 「一蓮托生」。死後にも一緒に極楽浄土で同じ蓮華の上に往生するという意味だ。2日、鳩山由紀夫日本首相と小沢一郎民主党幹事長が一緒に辞任を決めると、民主党のある核心幹部がこう述べた。

昨年8月の総選挙圧勝でスタートした‘小鳩政権’は、その言葉通り二人三脚の協調をもとで誕生した。鳩山首相が就任後の一声で「54年間続いた自民党体制を清掃し、日本の政治風土を変えよう」と叫び、国民は熱狂した。しかし小鳩政権の限界はすぐに露出した。頻繁に言葉を変え、現実とはかけ離れた政治公約が小鳩政権の足かせになった。

 
鳩山首相はこの日、20分にかけて自らの失策を振り返りながら「先月の済州道(チェジュド)韓日中会談でホテルのテラスに飛来したヒヨドリ1羽を見てやめる時期になったことを感じた」という話をした時は目に涙を浮かべた。鳩山首相は「わが家にも同じ鳥がいる。そろそろ自宅に戻ってこいよと招いているようだった」と語った。鳩山首相はこの日、「首相を辞めた人が影響力を行使してはいけない」と持論を述べ、「総選挙が実施されても出馬しない」と明らかにした。

最大の失策は「普天間公約」だった。米国との「対等な外交」を旗印にしたこの公約は、日米関係を大きく揺るがした。鳩山首相はこの基地を沖縄県外に移すと宣言したが、約束を守れなかった。連立政権パートナーの社民党がこれに反発して離脱したのが鳩山内閣にとって決定打となった。このほかにも、中学校卒業まで毎月2万6000円の子ども手当を支給し、高速道路の通行料を無料化するという非現実的な公約は、財源不足できちんと実施されていない。他の公約もほとんど‘不渡り’となる可能性が高い。これが75%からスタートした内閣支持率を8カ月で17%に引き下げた。

‘首相としての器’も疑問視された。鳩山首相は祖父が鳩山一郎元首相、母がブリヂストン創業者の娘という日本版ケネディ家出身。しかし93年に旧民主党を設立する際、母の資金支援を受けるなど災いを自ら招いた。鳩山首相は「クリーンな政治をしようと民主党を作ったが、私自身が政治資金で問題になるとは想像もできなかった」と述べた。

一方、今回の辞任で日本国民は自民党出身の安倍晋三、福田康夫、麻生太郎首相に続き、またも自力で政治力を築いていない‘坊ちゃん政治家’の限界を痛感することになった。4人はともに祖父や父が首相を歴任した世襲政治家。ともに1年も持たない短命の首相になった。

8カ月で退いたため、鳩山は国際舞台での日本の地位がさらに低下したという批判が出ている。早稲田大政治学科の李鎔哲(イ・ヨンチョル)教授は「先日、韓日中首脳会談をしておきながらすぐに辞任すれば(日本の首相は)信頼されない」と指摘した。これに対し、過去の田中角栄、福田赳夫元首相は、‘角福戦争’と呼ばれるほどの政治力でお互い競争しながら強力なリーダーシップを発揮した。


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