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「明日かあさって戦争」「天安艦操作、犬が笑う」…選挙控えデマ広がる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.01 14:26
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 6・2地方選挙を2日後に控え、政府の海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件調査結果発表を歪曲する印刷物をばらまいたり、インターネットに戦争説を広めるなどの行為が相次ぎ、警察が捜査に乗り出した。

ソウル城東(ソンドン)警察署は31日、城東区聖水洞(ソンスドン)と玉水(オクス)駅近くで「天安艦事態の証拠はねつ造された」という内容の印刷物がまかれたという通報を受け、捜査に着手した。 この日午後、警察が入手した葉書サイズのカラー印刷物300枚余りの表には「天安艦証拠ねつ造、通り過ぎる犬も笑う」「地方選挙用の北風操作、すぐに中断しろ!」という文字が書かれていた。 裏には李明博(イ・ミョンバク)大統領の笑う姿とともに「1番に投票すれば戦争になる、6月2日は投票しよう」「交戦を控え、最近は前方軍人の遺影撮影が急増中」と書かれていた。

 
ソウル蘆原(ノウォン)警察署もこの日、政府の「天安」事件調査結果はねつ造されたという内容の印刷物が見つかり、調査していることを明らかにした。 警察によると、先月29日、蘆原区月溪洞(ウォルゲドン)で、「天安事件の操作された結果は信じられない」と書かれたB4用紙サイズのカラー印刷物がまかれた。 キリスト教社会布教連帯会議や韓国青年連帯など30余の市民社会団体共同名義で作成されたこの印刷物には「全面的に再調査をすべき」「真相を明らかにする核心資料を公開しろ」などと書かれている。

ソウル警察庁は先月29日、国内ポータルサイトに「明日かあさって戦争」と題して、「満17歳以上の男性はみんな戦争に参加することになる」という内容を広めたネットユーザーを捜査している。

趙顕五(チョ・ヒョンオ)ソウル警察庁長は31日、「デマで公益、国家のアイデンティティーを傷つける行為は容認できない」とし「電気通信基本法、名誉棄損、侮辱罪などを適用して徹底的に捜査する方針」と述べた。

◇国防部、「天安」を一般公開=国防部が来月8日、ブログ・ツイッター利用者などネットユーザーと大学生記者に平沢(ピョンテク)第2艦隊司令部で保管中の「天安」を公開することにしたと31日、明らかにした。 国防部は応募者のうち無作為に20人を選抜し、6月4日午前10時に発表する予定。


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