鳩山首相も‘李明博式’原発セールスへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.02 15:41
鳩山由紀夫日本首相が自国企業の原発建設事業受注を支援のための‘セールス外交’に乗り出す。 日本が注目している工事は、ベトナム中部など2カ所に原発4基を建設する事業の第2期工事。 鳩山首相の‘首脳外交’は、李明博(イ・ミョンバク)大統領のアラブ首長国連邦(UAE)原発工事受注がモデルだ。 日本は、李大統領が積極的に動いて誘致したUAE原発工事受注戦で韓国に敗れたのに続き、先月初め発表されたベトナム原発第1期工事でもプーチン露首相のロシアに敗れた。 日本のメディアと企業は「政府の支援なしには国際競争で勝てない」とし、鳩山首相に圧力を加えてきた。
◇ベトナム首相に親書=鳩山首相は先月27日、「ベトナムが原子力発電事業に力を注いでいると聞いた。 日本も政府が動いて原発(建設受注)を調整するシステムを構築する」と明らかにした。 ベトナムのグエン・タン・ズン首相に親書を送った後、ベトナム側の反応によって首相との電話または特使の派遣を検討する方針だ。 鳩山首相は親書で「日本企業が工事を受注した場合、円滑に技術を移転するには、ベトナムと日本間の原子力協定締結交渉を早く始める必要がある」と訴える計画だと、読売新聞が報じた。 また日本政府と東京電力、関西電力など関連企業が海外原発事業調査を担当する会社を共同で設立するなど、新しい形態の官民協力体制を構築する意思も表明することにした。