주요 기사 바로가기

【社説】民主主義に逆行する判事宅前での抗議行動

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.21 10:43
0
「裁判官は法律と良心に基づいて判決する」と憲法に規定されている。ここでいう“良心”とは、裁判官個人の主観的理念ではなく、価値中立的で普遍的な理念を意味する。こうした点はだれより裁判官みずからがよくわかっているだろう。したがって裁判官個人の理念的尺度が入り込んでいるとみられ、国民の常識から完全に外れた判決は批判を受けて当然だ。しかしそうした判決を下した判事の家の前まで集団で押しかけ抗議行動を行うことは決して正当化することはできない。なにより判事の身辺に危害を加え影響を及ぼそうとするならばこれは理性と法治を根幹とする民主主義を根本的に否定する危険な発想と言わざるを得ない。

こうした点から一部市民団体会員がおととい朝に姜基甲(カン・ギガプ)民主労働党代表に無罪を言い渡した判事の自宅を訪れ抗議行動をしたことはとても懸念される。彼らは判事の顔写真に黒く×を書いたプラカードを持ち、「偏向した判決を下した判事は辞任せよ」と叫んだという。出勤まで阻止する計画だったが、判事がすでに家を出ていたためこれといった衝突が起きなかったのは幸いだった。

 
韓国社会には自分の意見を表出できる多様な装置が設けられている。それでも判決が気に入らないからと判事の家の前で拡声器を使って脅かす行為は別の“暴力”にすぎない。特にこうした形の集団行動は最近の司法改革要求を理念対立に変質させながら世論の反感と反発を招くという点を市民団体は肝に銘じるべきだ。司法改革対象者の立場ばかりがむしろ強化されるだけだ。

司法部もこの際なぜこんな状況まで来たのかを再確認してみることを願う。いまや司法部は信頼の危機にさらされている。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP