「民主主義のために血流す」 太極旗を持って独裁に対抗した4・19
1960年4月19日。 学生たちは朝から街を埋めていた。 全国各地で民主主義を守ろうという若者の叫び声が響いた。 大学生だけではない。 ソウル漢城女子中2生のチン・ヨンスクはその日、弥阿里(ミアリ)で1本の花として散った。 街に出る前、針仕事で学費を稼いでいた母に残した遺書の一言一言が読む人の胸を熱くした。 「いま私のすべての友人、そして大韓民国すべての学生はわが国の民主主義のために血を流します。 私はまだ何も分かっていません。 しかし国家と民族のための道がどういうものかは知っています。 私とすべての学友は死を覚悟して行くのです。 私は命を捧げて戦うつもりです。 死んでも悔いはありません。 民族の将来と民族の解放のために喜んでください。 すでに私の気持ちは街へ向いています」(京郷新聞60年4月30日付)