【コラム】「対北圧迫」持続してこそ北核に進展
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.09 10:22
玄仁沢(ヒョン・インテク)統一部長官が最近「今年7月以降、強硬一辺倒だった北朝鮮の態度に変化があった」とし「しかし北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議や核問題に対する態度が変わらずにいることから、抜本的な変化ではなく戦術的な変化と考える」という認識を表した。
これは南北(韓国・北朝鮮)対話を含む南北関係の「解氷」が、北朝鮮の戦略的変化、つまり核問題に関する立場の変化を前提にするという意味だ。玄長官の発言を裏付けるかのように北朝鮮は9月3日、国連安全保障理事会にあてた書簡で「使用済み燃料棒の再処理を通じ抽出したプルトニウムを兵器化中であり、ウラン濃縮実験を成功裏に進め、仕上げの段階に入っている」と主張した。