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米国対北制裁担当、来週末に訪韓

2009.08.14 10:01
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フィリップ・ゴールドバーグ対北制裁調整官が率いる米国対北制裁の担当者らが22日ごろ、韓国、日本、中国などアジア5カ国を訪問する予定だと外交消息筋が伝えた。対北制裁担当者がアジアを訪問するのは国連安全保障理事会が制裁を決意した後の7月初め、中国とマレーシアを訪れたのに続き、2度目だ。

この消息筋は13日「ゴールドバーグ調整官が当初、今週末または来週初めにも訪問する予定だったが、日程を調整して来週末に訪問することにして最終日程と動線を調整中だということだ」と伝えた。

 
この消息筋によるとゴールドバーグ調整官は6カ国協議関連国である韓日中のほかに北朝鮮武器輸出入と関連する東南アジア2カ国も訪問する計画だ。今回の訪問は国連安保理制裁履行に対する米国の計画をもう一度説明し、関連国家との具体的協力案を協議するためとみられる。

ゴールドバーグ調整官は特にビル・クリントン元米国大統領の訪朝と無関係に対北制裁を続けるべきだという点を強調する計画だ。また朝鮮クワンソン銀行を追加制裁対象に指定するなど、米国の独自制裁措置履行状況と国連制裁リスト上程計画などを説明する予定だ。

朝鮮クワンソン銀行に対する措置は北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)輸出による資金の流れを遮断することが主眼だ。該当の機関の米国国内資産を凍結して米国企業または個人と取引することができないようにする米国政府の行政命令だ。しかし米国を意識した国際金融機関が北朝鮮とのすべての取引を回避したバンコデルタアシア(BDA)事態のときのように、北朝鮮とのすべての取引を回避するだろうという見方が出ている。


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