ソウル中央地検は、昨年に起きたろうそくデモの経過と違法暴力行為の捜査の結果を盛り込んだ「米国産牛肉輸入反対違法暴力デモ事件捜査白書」をまとめたと30日に明らかにした。平和的集会とデモの習慣を定着させる契機を設けるため発刊したと検察は説明した。
白書はろうそくデモ発生原因として、米国産牛肉の輸入再開決定後に一部メディアの歪曲報道と狂牛病に対する虚偽の情報拡散を挙げた。「国民対策会議」など一部の勢力が介入し違法暴力デモに拡大していったとも分析した。こうした内容は検察が押収した内部文献に示されていたという。