「きょう中に出てくれば善処」警察が双竜車労組に通告
法務部の金慶漢(キム・ギョンハン)長官は5日、双竜(サンヨン)自動車労組の違法ストについて、「いまからでも立てこもりを解いて出てくれば最大限善処する」との考えを示した。警察の鎮圧作戦が行われた京畿道平沢(キョンギド・ピョンテク)の工場を訪れてのこと。京畿地方警察庁の趙顕五(チョ・ヒョンオ)庁長も「6日までに塗装第2工場から自主的に出てくれば法が認める範囲内で最大限善処したい」と述べている。
警察はこの日午前、警察特攻隊を投入して組立第3・4工場と塗装第1工場を掌握した。4日には車体第2工場を確保した。これにより警察は労組の拠点となっている塗装第2工場を除くすべての工場を確保した。工場には600人余りの組合員が残っているという。