慶尚南道昌寧(キョンサンナムド・チャンニョン)住民の‘希望政治資金のための寄託運動’のニュースが苛立つ昨今の政治形態に一筋の明るい光を差し込んでいる。
地域市民と社会団体は10月、‘金による選挙を退治する’と宣言し、1人当り10万ウォン(約7000円)以下の自主的な政治資金寄託運動を繰り広げている。約400人の住民が集めてきた費用もすでに3800万(約267万円)ウォンとなった。住民は目標額1億5000万ウォン(約1053万円)が集まったら、選挙管理委員会に地域選挙費用として寄託する予定だという。腐敗選挙追放の手本になるうえ、草の根民主主義が根付く可能性があるという点でうれしいニュースだ。