【社説】盧前大統領、この程度の謝罪で国民が納得するのか
ついに盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が口を開いた。盧前大統領は昨日、自分のホームページに謝罪文を載せた。「申し訳ない」「面目ない」とし「深くお詫びする」と伝えた。しかしその内容は、これまでの疑惑に比べると不十分かつあいまいであり、謝罪の真正性が疑われている。
謝罪文で盧前大統領が明らかにした点は2つにすぎない。一つは鄭相文(チョン・サンムン)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)総務秘書官が朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光(テグァン)実業会長から受け取ったと疑われる資金は「私の家(夫人)でお願いして受け取って使った」という内容だ。返済できない借金が残っていて返したという。もう一つは、姪婿(兄・建平氏の娘婿)ヨン・チョルホ氏が朴会長から受けた資金が「性格上の投資」という主張だ。