【社説】北ミサイル発射迫る、韓国はPSI参加の検討を
北朝鮮の長距離ロケット発射がカウントダウンに入った。 天気が良ければ週末の4日に発射されると予想されている。 これに関し、慈成男(チャ・ソンナム)駐英北朝鮮大使の発言は私たちを呆れさせる。
慈大使は26日(現地時間)、「アングロコリアンソサイエティー」行事で会った千英宇(チョン・ヨンウ)駐英韓国大使に対し、「衛星を打ち上げるミサイルを問題視するなら、食卓で使う包丁も軍縮の対象になる」と話した。 軍縮専門家と知られている慈大使は‘包丁’を云々しながらミサイル発射の本質を巧妙に糊塗した。 北側の本当の目的がミサイルと核能力を結合した大陸間弾道弾(ICBM)能力を誇示するものであることは三尺の童子も知っていることだ。 厨房用品の包丁も強盗が握ると凶器になるではないか。 韓米日が圧力と説得のカードを総動員しているが、北側の態度は何をしても変わらない。 その代価は自ら支払うことになるはずだ。