ブッシュ大統領、カトリーナの対応ミスで無能なリーダーに
05年8月末に米南東部のルイジアナ州ニューオーリンズ市を大型のハリケーン「カトリーナ」が襲った。
テキサスで休暇中だったブッシュ大統領は専用機「エアフォースワン」(米空軍1号機)の窓ガラスを通して現場を視察し、非難が各方面から噴出した。一歩遅れて現場を直接訪問したブッシュ大統領は連邦緊急事態管理庁(FEMA)のブラウン局長から報告を受けて「非常によくやっている」と公開的に称賛した。しかし、ブラウン局長はきちんと対応できずに右往左往し、事態発生から10日後に解任された。