ソウル良才(ヤンジェ)の現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車本社の従業員は最近黄色い色を見るとひやりとする。時々机の上に音もなく置かれる黄色い封筒のためだ。業務考課で2回‘D’を受けたり、昇進年限を超えた社員に辞職勧告を知らせる内容が入っている。労働組合が強く組合員は定年まで雇用が安定しているが、販売職や一般事務職は構造調整の優先順位1位だ。現代・起亜自動車はまず400人を超える役員を年末の定期人事を通じて6~8%削減する予定だ。
双竜(サンヨン)自動車は今月から住宅融資金・学資金・退職金中間生産・役員車両支給などの福利厚生をすべて中断した。新規採用もしないことにし、年末の定期昇進も全員留保することにした。また今月から出張距離と関係なくすべての役員はエコノミークラスを利用することにした。合わせて大株主である上海汽車(SAIC)に資金支援を要請した状態だ。