<インタビュー>北知識人連帯代表「3-5年以内に北に大きな変化」(1)
北朝鮮で教授・記者・医師・党員などとして働いた脱北知識人およそ100人が先週、「NK(North Korea)知識人連帯」を創立した。 北朝鮮社会の沈滞を克服し変化を模索する、という覚悟を表明する団体だ。 北朝鮮の変化の主体よりも触媒になることを目指す団体のヒョン・インエ代表(51、梨花女子大学大学院博士課程)に会った。 ヒョン代表は咸境北道(ハムギョンブクド)清津医大で哲学(主体思想)の講義をしていた。
--なぜこの時期に北知識人連帯を結成したのか。
「私が脱北した4年前、まだ金正日(キム・ジョンイル)体制は10年以上続くものと考えていた。 しかし3-5年以内に大きい変化が起こりそうだ。 気持ちが焦っている。 それで脱北者が少ないお金をはたいて出発した。 非政府機構(NGO)としてしっかりと活動しなければいけないと覚悟している」