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北「寧辺核施設を再稼働、1週間以内に核物質用いた実験へ」

2008.09.25 08:37
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国際原子力機関(IAEA)のハイノネン事務次長(査察担当)は24日、理事会後に記者会見し「北朝鮮当局が(寧辺に滞在中の)IAEA要員に対し“1週間以内に再処理施設で核物質を用いた実験を再開する”と通報した」と明らかにした。

フレーミングIAEAスポークスマンは「北朝鮮に滞在中のIAEA要員が、北朝鮮の要求により同日、寧辺の核施設に取りつけてあったIAEAの封印や監視カメラをすべて撤去した」と説明した。また「北朝鮮側がIAEA要員らに“再処理施設に今後これ以上接近できない”と通告した」と伝えた。

 
しかし、ドイツのDPA通信はこの日、IAEA高官の言葉として「寧辺の再処理施設で約100個の封印と25の監視カメラが撤去されたが、使用済み燃料棒は依然として封印状態にある」とし「北朝鮮が核物質の封印を除去するためには、IAEAに再び除去を要請しなければならない」と報じた。またAFP通信は「IAEA査察団に対し、寧辺の核施設に立ち入ることだけ統制した状態であり、査察要員3人はまだ北朝鮮に残っている」と伝えた。

韓国政府当局者は「北朝鮮が早ければ来週にも再処理施設に使用済み燃料棒を入れ、核弾頭に取り入れるプためのルトニウムの生産に乗り出すかもしれない」という見方を示している。

ホワイトハウスのジョンドーロ報道官は「北朝鮮の措置は非常に残念であり、6カ国協議と国際社会の期待に反するものだ」とし「こうした諸措置は、北朝鮮をさらに孤立化させるだけだ」と指摘した。

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