いわゆる「偽装オーダー」事件である。星野仙一日本監督は、これをめぐり大会終始怒りをあらわにし、韓国を圧迫した。勝負は4-5、1点差で韓国が敗れてしまったが、星野監督はこれで安堵したか、あるいは、すっかり成長した韓国野球に対しヒステリーを起こしたとする見方がある。
WBCで韓国を4強に導いた金寅植(キム・インシク)ハンファ監督は「5ゲーム以上ならば勝率はますます落ちる。韓国が不利だ。しかし、1、2試合なら韓国に十分に勝算がある」と話す。金監督はまた「最近、国際大会で日本と毎回均衡した勝負をした。韓国が日本との格差を減らしたという証拠だ。また、この過程で十分に自信を得た」と述べた。勝率2位チームと勝率4位チームが3連戦をすれば2位チームが2試合で勝利するか、ではなければその反対だ。3連勝、3連敗は難しい。金監督の言葉は結局、国内リーグ勝率中位圏チーム間の正面対決水準で、韓日戦が展開されているという分析だ。