道路を占拠した約123人のろうそくデモ隊(25日午後11時現在)が、警察に連行された。李明博(イ・ミョンバク)大統領が不法・暴力デモに対し“厳格な対処”方針を明らかにして1日しかたっていない。
警察は25日午後4時ごろ、ソウル鍾路区清雲洞(チョンノグ・チョンウンドン)の紫霞門(ジャハムンロ)を占拠し、デモを繰り広げた47人を連行した。これに先立ち、狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)国民対策会議は午後2時ごろ、青瓦台(チョンワデ 大統領府)近くのソウル清雲洞事務所前で記者会見を行い「告示強行は国民に対する戦争宣言だ。告示を撤回しろ」と要求した。
国民対策会議が主催した“総力結集ろうそく大行進”に参加した約3000人(警察推測)も7時30分から世宗路(セジョンノ)交差点から青瓦台(チョンワデ 大統領府)への進出を試み、暴力デモを繰り広げた。警察は再びデモ隊を連行し、解散を促した。