◇韓米同盟に対する中国の露骨な発言
米日中協議体を推進する一方で、中国は韓米同盟に対する発言の強度を高めてきた。 ‘戦略的協力同伴者関係’に格上げしたという今回の韓中首脳会談の価値を落とす‘事件’も秦剛・外務省副報道局長の関連発言だ。 秦剛副報道局長は李明博(イ・ミョンバク)大統領の国賓訪問初日だった先月27日、「韓米軍事同盟は歴史的な産物であり、冷戦時代の軍事同盟では世界と各地域の安保問題を処理できない」と話した。 韓米同盟を蔑む外交的欠礼という指摘を受け、「韓米同盟を蔑む意図は全くない」と釈明(聯合ニュースと通話)しながらも、2日後のブリーフィングでは「私の発言は完全なもので、系統を踏んでの発言」と述べた。