韓国の飲酒文化に変化…「酔うよりも吟味」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.24 14:24
#.会社員のキム・ドヒョンさん(31)は最近、さまざまな地域の伝統酒を味わうことを楽しんでいる。キムさんは「地域の特色があるマッコリから伝統焼酎まで一つ一つ飲みながら味を比較するのがおもしろい」とし「以前は酔って気持ちよくなろうと思って酒を飲んでいたとすれば、最近はさまざまな伝統酒をおつまみと合わせて楽しんでいる」と話した。キムさんは農林畜産食品部と韓国農水産食品流通公社が毎年優秀製品に授賞する「ウリ酒品評会」に出品された酒をすべて飲んでみるのが今年の目標という。キムさんは「おいしい伝統酒を見つけて親に贈るという楽しみもある」と語った。
#.大学生のパク・ジュンヒョンさん(27)は最近、ワイン・ウイスキー同好会に加入した。週1回ずつさまざまな種類のワインやウイスキーを各自持参し、準備されたおつまみと合わせて吟味する。ウイスキーやワインの場合、価格も高く量も多いため、一人で飲むには負担が大きい。しかし同好会に入れば大きな負担なく多くの種類を味わうことができ、若い人たちに人気だ。パクさんは「一緒に集まってお酒について話しながら楽しめば、生活も少し豊かになるような気がする」とし「歴史がある有名なワイナリーや製造場のお酒を飲みながら話をすれば、そのお酒を作った国の文化、地域の特色、伝統などを知ることができ、単純に酒を飲むこと以上のものを感じる時がある」と伝えた。