親日派の財産還収訴訟11年…国家が取り戻したのは「土地1坪」だけ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.27 10:29
国家が親日派の李海昇(イ・ヘスン)氏の財産を還収しようと起こした民事訴訟で約1坪(4平方メートル)の土地を返還する義務があるという控訴審判決が言い渡された。残りの土地は李氏の子孫の所有に残ることになり、法まで変えて親日派の財産還収に出た政府が事実上敗訴したという分析が出ている。
ソウル高裁民事第13部(部長判事キム・ヨンビン)は26日、国家が李海昇氏の孫であるグランドヒルトンホテルのイ・ウヨン会長を相手取って起こした所有権移転登記請求訴訟で国家が所有権移転を請求した土地の中で1筆(4平方メートル)の所有権移転を命令し、イ会長側が過去に土地を売った代金3億5000万ウォン(約3260万円)余りを国家に返上する必要があると判決した