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【コラム】ボルトンでなくトランプが交渉を主導してこそ金正恩が信じる(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.28 10:41
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ポンペオ国務長官とビーガン北朝鮮担当特別代表は寧辺(ヨンビョン)核施設の凍結と対北朝鮮制裁の一部緩和を交換するスモールディールをハノイ会談の目標に設定したようだ。生物・化学兵器(WMD)が核兵器の概念から抜け、老朽した寧辺核施設凍結の見返りに民生分野の制裁5件を解除することは、ボルトンの目にはノーディールに及ばなかった。5件の制裁が抜ければ11件の対北朝鮮制裁全体が形骸化する。

トランプがボルトンを夕食会から除外したという報道もある。それが事実だとしても、ボルトンがトランプにスモールディールを持って帰国すれば政治的危機を迎えると警告した可能性は否定されない。これが事実であれば、米大統領と国家安保補佐官が敵の前で葛藤を起こしたという意味だ。

 
トランプが退いた。帰国後の2、3日間、ボルトンは凱旋将軍のようにメディアの寵児となった。彼は悪いディールをしなかったため会談は成功したという飛躍的な論理を展開した。半面、トランプは覇気を失い、彼のツイッターは異例にも沈黙した。トランプをこうした状態から目覚めさせたのは、2016年の大統領選挙当時にトランプ陣営がロシアと共謀した証拠を探せなかったというモラー特別検察官の24日の発表だ。トランプは対北朝鮮追加制裁の撤回を指示するというツイートで米朝対話再開の小さな信号から送った。北朝鮮は撤収した南北共同連絡事務所への復帰で応えた。トランプがボルトンに奪われた対北朝鮮交渉の主導権を取り戻せるかは今後を見守る必要がある。

北朝鮮が韓国にうつ憤を晴らすのは破廉恥な振る舞いだ。北朝鮮外務次官の崔善姫(チェ・ソンヒ)は韓国を米朝間の仲裁者でなく行為者だと話す。論理がおかしく、事実とも合わない。金正恩の国際的な地位を格上げさせたトランプとの会談は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の仲裁があったからこそ可能だった。ハノイ会談の唯一の収穫は、北朝鮮と米国は相手の立場を具体的に確認したという点だ。

韓国はまた米朝間を仲裁しなければいけない。一つ目、非核化とは核弾頭、物質、生物・化学兵器、短・中・長距離ミサイルの全面廃棄という非核化の「定義」に合意する。二つ目、出発点から終着点が見える非核化ロードマップと時刻表を一括妥結する。三つ目、一括妥結した非核化と相応措置の交換を3つを超えない段階に分けて履行する。四つ目、米国と国際社会の核・ミサイル専門家が参加する具体的な査察と検証方法に合意する。

青瓦台はハノイ惨事の最も大きな流弾を受けた。文大統領はハノイ会談の成功を前提に組んだ新韓半島体制実現の時刻表を再調整しなければいけない。韓国が南北関係を非核化交渉の進展より先に進めるという米国の不満を考慮した速度調節が避けられない。

平壌(ピョンヤン)とワシントンの戦術的発言に振り回されない戦略的マインドが必要だ。トランプが帰国する専用機で文大統領に仲裁を要請したのが危機と機会の両面性を見せている。時間は多くない。来年は米国大統領選挙の年だ。トランプが再選に失敗すれば、韓半島事情は2017年に回帰することも考えられる。平昌から苦労して築いてきた塔が崩れる。

金永熙(キム・ヨンヒ)/中央日報名誉論説委員


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