韓国スマホ、アップルとファーウェイの間で板挟み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.05 11:26
世界スマートフォン市場が停滞期に入った中、特に韓国スマートフォン産業の悪化ペースが速い理由に「あいまいな位置づけ」が挙げられる。サムスン電子やLGエレクトロニクスのスマートフォンは「アップルのように最高級ではなく、中国フォンほど安くもない」ということだ。かつて国内2位だったパンテックも2010年の一年間だけ「シリウス」「ミラク」「ベガ」などを出したが、結局は昨年10月に事実上閉鎖した。
韓国スマートフォン産業の不振は、スマートフォン買い替え周期が長くなり、需要自体が減って本格化した。グローバル市場調査会社ベイストリートリサーチによると、スマートフォン平均買い替え周期は2014年の1年11カ月から今年は2年7カ月と長くなった。ライバル企業の製品を利用する需要を奪ってこそ生き残ることができる「ゼロサム」ゲームとなっている。