「99円で深く残った胸のしこりは相変わらず」…「三菱資産差し押さえ」に対する勤労挺身隊被害者の心境
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 10:41
「獣のように働かせるだけ働かせて99円しかくれなかった時に気づいた。罪(罰)を受けたんだ」
今月25日夕方、受話器の向こう側から聞こえてくる梁錦徳(ヤンクムドク)さん(89)の声は震えながらも上気していたようだった。この日、裁判所が三菱重工業に対して国内の特許権・商標権を差し押さえた事実が発表されたことを全く知らなかったようだった。梁さんは「法ででも75年ぶりに強制労働した対価を受け取れるようになったということでよかった」としながら「一にも二にも三菱の謝罪がまず最初」と話した。日帝強占期の時、強制徴用被害を受けた梁さんは6年間三菱を相手取り損害賠償請求訴訟を続けてきた。