【コラム】文大統領に思い出してほしい盧武鉉の告白(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.24 13:54
韓国経済は2013年3月に景気の底を突いた後、4年以上も拡張してきた。2017年5月ごろ景気がピークだったという見方が多い。40年ぶりの大記録だ。しかし統計庁は景気のピークに関する話に敏感に反応する。繰り返し否認し、最近は「景気循環変動値を見ると2017年4-6月期が、国内総生産の推移を見ると7-9月期がピークと見られる」と明らかにした。6月の公式発表を控えての告白だ。
ここには秘密が隠れている。まず、政治的な象徴性だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任した2017年5月から経済が下降したとすればまずい状況になるからだ。経済政策の面ではさらに深刻な問題を抱えている。景気が下り坂に入ったが、最低賃金引き上げ、週52時間制など経済に負担を与える生体実験をした姿になる。好況の時期に検討する法人税・所得税まで上げてしまった。アマチュア政権が韓国経済をつぶしたという非難を受けても返す言葉がない。