文大統領「中央アジア非核化は韓国に教訓」

文大統領「中央アジア非核化は韓国に教訓」

2019年04月20日10時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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握手をする韓国の文在寅大統領とウズベキスタンのミルジヨエフ大統領。
  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が19日、「中央アジアの非核化の先例は、韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化と平和定着を実現させようとするわが政府にも教訓とインスピレーションを与えている」と述べた。

  文大統領はこの日、ウズベキスタン議会で演説し、「ウズベキスタンは韓国の兄弟として、韓半島の非核化と恒久的平和を積極的に支援した」とし、このように明らかにした。

  1992年にウズベキスタンと外交関係が樹立された後、金泳三(キム・ヨンサム)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)元大統領がウズベキスタンを訪問したが、議会演説は今回が初めて。

  ウズベキスタンは核保有国ではなかった。ただ、カザフスタン、ウクライナ、ベラルーシなどソ連崩壊後に残された核兵器を非自発的に保有していた周辺国の非核化を主導した。

  文大統領は「ウズベキスタンは1993年の国連総会で中央アジア非核地帯創設案を提案した」とし「周辺国と絶えず対話をして努力し、ついに2009年に中央アジア非核地帯条約が発効した」と述べた。

  当時、中央アジアの非核化は高濃縮ウランと核弾頭、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などを米国に移転する条件で体制保証と経済的支援を受ける方式で行われた。

  青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は14日、中央アジア訪問を控え、「カザフスタンの非核化経験を共有する」と話した。カザフスタンは当時の4大核保有国であり、今回の中央アジア歴訪の最後の訪問国。

  ただ、非自発的な核保有国だった中央アジア国家と、核兵器を開発した北朝鮮とは状況が違う。このため文大統領もここの非核化過程について「教訓とインスピレーション」という表現を使いながらも、北朝鮮には言及しなかった。ただ、「ウズベキスタンは2000年初め、韓半島エネルギー開発機構(KEDO)事業に7回にわたり人員を派遣した」と述べた。

  KEDOは北朝鮮の核施設を解体する条件で韓国型軽水炉発電所を建設する事業だった。当時ウズベキスタンは、北朝鮮がKEDO事業に投入された北朝鮮勤労者の賃金を月550ドルに上げてほしいとして作業を中断すると、賃金150ドルのウズベキスタン勤労者を数百人も派遣し、事業の中断を防ぐ役割をした。

  文大統領はこの日の演説の最初と最後にウズベク語であいさつし、演説中も現地のことわざを使うなど親近感を強調した。

  一方、文大統領は議会演説の前にミルジヨエフ大統領と首脳会談を行い、最近の韓半島情勢と政府の韓半島平和プロセス政策について説明した後、ウズベキスタンの支持に感謝の意を表した。会談を終えた後は特別戦略的パートナー関係に関する共同宣言に署名した後、両首脳の臨席のもと両国閣僚が87件の協定と政府間了解覚書に署名した。
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