「気軽に買って着る韓服を夢見る」…日本旅行でインスピレーション得た(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.21 11:01
「初めての海外旅行で日本に行ったのですが、お祭りで日本人が伝統衣装を素敵に着飾って外出するのを見て衝撃を受けました」
ソウル鍾路区清雲洞(チョンノグ・チョンウンドン)でライフスタイル・ショップ「好好堂(ホホダン)」を運営するヤン・ジョンウン代表(35)は「気軽に着る韓服」について長い間悩んできた。ポジャギ(風呂敷)など韓国の色が込められた物を販売する好好堂でことし1月、韓服ブランド「ヒストリー・バイ・好好堂」を始めた理由だ。
特殊衣装の製作をしていた両親の影響を受け、幼少期から美しい韓服に接してきたヤン代表は日常で着る伝統韓服への夢を常日頃抱いていた。その思いの種は大学生時代に日本旅行で生まれた。ちょうど花火祭りに出かける日本人がユカタで素敵に着飾った姿を見てからだった。その後立ち寄った日本SPA(製造小売業)ブランド「UNIQLO(ユニクロ)」でユカタをS、M、Lサイズで既製服のように売っているのを見て韓服もこのように簡単に買えたら良いと考えた。