日本の経済報復に金鉉宗が動き出した…仲裁説得のため訪米
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.11 11:19
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が10日、米ワシントンを予告なく電撃訪問した。日本が半導体素材輸出規制を強化し、関連戦略物資の北朝鮮流出疑惑まで提起すると、ホワイトハウスを相手に説得作業に入ったのだ。米国に詳しい金鉉宗第2次長は産業通商部通商交渉本部長だった。兪明希(ユ・ミョンヒ)現通商交渉本部長もライトハイザー米国貿易代表部代表と会うために来週訪米するなど、韓国政府が全方向から対米説得外交に動き出している。
金鉉宗第2次長はこの日、ワシントン・ダレス国際空港で特派員に対し、電撃訪米の目的について「米ホワイトハウス、そして上下院の関係者に幅広く会う。韓米間のイシューが多くて出張することになった」と説明した。「最近の日本の半導体輸出規制のため米国に仲裁を要請するという声もある」という質問には、「当然そのイシューも議論する」と答えた。金鉉宗第2次長は米国家安全保障会議(NSC)のクーパーマン副補佐官と会い、「日本の半導体輸出規制強化は国際貿易規範違反であり、一部の戦略物資の北朝鮮流入の可能性を提起する日本の主張は全く根拠がない」という点について詳細に説明する予定だ。また、米上下院指導者にも青瓦台と韓国政府の立場を積極的に説得する計画だ。