【現場から】現代車は自動車産業の恐竜か、絶滅危機種か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.19 15:53
意志決定構造上、すぐに生産ラインを追加配分しにくいなら、ひとまず同一生産ラインで生産費率から調整すればよい。現代車は蔚山(ウルサン)第4工場でSTAREX(スタレックス)とPALISADEを一緒に生産している。たとえば毎月PALISADE4000台とSTAREX4000台を生産しているとするなら、これを6000台と2000台に調整する方法もある。だが、現代車はまだ生産費率さえ調節することができずにいる。需要に伴う生産の柔軟性がほとんどないという意味だ。
労使が合意に到達できない間、損をするのは消費者だ。政府は今年6月まで個別消費税を引き下げる(5%→3.5%)。出庫の遅れによって、年初に契約したとしても下半期に受け取り予定の消費者は税金引き下げ恩恵を受けることはできない。