1カ月で「否定的」に転じた景気診断…韓国経済指標、ほとんど悪化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.12 16:08
生産・投資・消費など主要な経済指標が減少傾向に転じ、韓国政府の景気診断も否定的評価に重心を置いた。先月は不確実性に言及しつつも「肯定的モメンタム」を強調したが、1カ月で診断が変わったのだ。
企画財政部は12日、「最近の経済動向」(別名グリーンブック)4月号で韓国経済状況について「米中貿易摩擦、英国の欧州連合離脱(Brexit)など不確実な要因が今なお残る中、対外条件悪化にともなう下方リスクが拡大している」とし、「鉱工業生産、設備投資、輸出など主な実物指標の流れが振るわない状態」と明らかにした。グリーンブックは経済状況に対する政府の公式評価を示す報告書だ。