K-POPの記録塗りかえるBLACKPINK…ネクストBTSなるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.18 10:15
ビルボードはこのような特性に注目し、「K-POPの‘ガール・クラッシュ’はどのように世界中の女性ファンを魅了したか」という記事も掲載された。『DDU-DU DDU-DU』のミュージックビデオの中でリサが科学者として登場し、ピンクの刀やハンマーを手にして権力を振りかざす場面などを通じて女性の権利および機会の平等を主張するフェミニズム・メッセージを込めたということだ。アルバム発売当時に行われた記者懇談会でBLACKPINKは『DDU-DU DDU-DU』は銃声にもなり、立ち向かって戦おうという意味の呪文にもなる」と説明した。アルバムのタイトル『SQUARE UP』も胸を張って困難な状況に立ち向かい戦うという意味が込められている。
2000年代後半にデビューしたBROWN EYED GIRLS(ブラウンアイドガールズ)、2NE1(トゥエニィワン)、f(x)(エフエックス)の後にガール・クラッシュコンセプトを前面に掲げたグループがいなかったのもBLACKPINKに力を与えた。「きれいか可愛いかセクシーか」の範疇に属しないガールズグループに対する需要は絶えずあったが、それを満足させるほどのグループがいなかったためだ。ウェブマガジン『アイドルロッジ』のミミョ編集長は「海外ファンにはBLACKPINKはガール・クラッシュの元祖格の2NE1の継承者と見られている」とし、「2NE1はかつて米国進出を宣言したが特別な活動を見せられなかったため、彼らに対する郷愁が吸収されたもの」と分析した。