【コラム】「金大中執権時代がよかった」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.14 15:42
全斗煥の人生は3金氏とも絡んでいる。1978年10・26に3金時代が開幕した。全斗煥は3金の権力意志を挫いた。それは5・17新軍部クーデターだ。金大中(拘束・死刑宣告)、金泳三(家宅軟禁)、金鍾泌(キム・ジョンピル、逮捕連行)は退出した。世の中が変わった。3金氏は各自の方式で応酬した。金泳三は「歴史立て直し」だ。それで全斗煥は拘束された。死刑、無期懲役を経て赦免された。追徴金は解けなかった。2015年11月、金泳三は逝去した。全元大統領は彼の葬儀に行った。
金鍾泌元首相は言語にで凝縮した。彼の冗談を込めた言葉の余韻は微妙だった。「憎い奴が先に死ぬのを見るのが晩年の楽しみだ」。全斗煥は金鍾泌を不正蓄財者にした。その言葉は悔しさと憤怒の表示だ。