韓経:「2人目の韓国人宇宙飛行士輩出を支援したい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.04 10:52
「韓国人のうち地球から最も遠くに行った人物、BBCが選定した最も先駆的な女性7人の一人、各種論議を呼んだ主人公になった不運な宇宙飛行士」。
韓国初の宇宙飛行士、李素妍(イ・ソヨン)氏(40)に対する評価だ。李氏は2008年4月8日、韓国人で初めてロシアの「ソユーズ」号に乗って400キロ上空の国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗し、11日間にわたり宇宙に留まった。結婚して米国で暮らしている李氏が宇宙飛行士輩出10年を迎えて韓国を訪問した。
李氏は3日、大田(テジョン)儒城(ユソン)インターシティホテルで開かれた韓国マイクロ重力学会で「韓国がいつか宇宙飛行士事業を再開し、任務が与えられれば、帰ってきて2人目の韓国人宇宙飛行士の輩出を支援したい」と述べた。続いて「宇宙飛行士事業が終わって残念だからといって第2の宇宙飛行士事業をむやみに再開するのも望ましくない」とし「すぐに宇宙飛行士をISSに送らなくても、国際協力を通じて宇宙科学実験をする形でいくらでも宇宙飛行士事業を継続できる」と話した。