韓経:韓国多目的実用衛星アリラン6号打ち上げ、また延期
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.20 08:51
悪天候にも韓半島(朝鮮半島)の様子を精密に観測できる多目的実用衛星「アリラン6号」の打ち上げが2021年以降に再びずれ込むことになった。昨年に続き2回目だ。当初の打ち上げ日程(2019年8月)よりも2年ほど先延ばしになり、韓半島独自監視能力の確保という目標達成にも支障が出る見通しだ。
19日、業界によると、欧州エアバス社は、最近、アリラン6号開発事業を総括する韓国航空宇宙研究院(航宇研)に合成映像レーダー(SAR)の納品を当初の計画から11カ月先の2019年7月までに延ばすよう要請してきた。衛星の「目」に相当するSARは地上の物体を0.5メートル単位で識別できるコア部品だ。