韓国、最低賃金の引き上げに雇用打撃…単純労務職が過去最大9万人減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.19 13:20
経済的脆弱階層が雇用寒波の最大の被害者になっている。単純労務従事者が先月、過去最大の減少幅を見せたことが分かった。臨時・日雇い雇用数の下落も止まらない。庶民のためだという最低賃金の引き上げがかえって庶民から雇用を奪う「アイロニー」が雇用指標を通じてますます著しくなっているということだ。
18日、統計庁によると、先月単純労務従事者は356万1000人だった。1年前より9万3000人減少した。2013年、関連統計の作成が始まって以来最も大きな幅に減った。単純労務従事者は今年4月1万9000人減り始め、先月まで7カ月連続で下り坂となっている。減少幅も大きくなっている。8月5万人、9月8万4000人減少に続き、先月には減少規模が10万人台に近づいた。