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『バーニング』、韓国映画初アカデミー賞ノミネートなるか…『万引き家族』と競合

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2018.12.18 15:24
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韓国映画『バーニング』(イ・チャンドン監督)が第91回アカデミー授賞式の外国語映画賞部門の1次候補に選ばれた。

17日(現地時間)、米国映画専門紙バラエティ(Variety)によると、『バーニング』は映画芸術科学アカデミーが最近発表した9本の外国語映画賞1次候補に含まれた。

 
韓国人の監督が作った映画がアカデミー賞1次候補に含まれたのは今回が2度目だ。これに先立ち、今年初めにポン・ジュノ監督の『オクジャ/okja』が視覚効果部門で1次候補に入ったが最終ノミネート入りには失敗した。『バーニング』が最終ノミネート作品に含まれれば韓国映画としては初めてのことだ。

『バーニング』と競合している作品は、コロンビアの『Birds of Passage』(シーロ・ゲーラ/クリスティーナ・ガジェゴ監督)、デンマークの『THE GUILTY/ギルティ』(グスタフ・モーラー監督)、ドイツの『Werk ohne Autor』(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)、日本の『万引き家族』(是枝裕和監督)、カザフスタンの『Ayka』(セルゲイ・ドボルツェボイ監督)、レバノンの『Capharnaum』(ナディーン・ラバキー監督)、メキシコの『ROMA/ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督)、ポーランドの『Cold War』(パヴェウ・パヴリコフスキ監督)だ。

『バーニング』は第71回カンヌ国際映画祭で初公開された後、海外評壇から好評受けてきた。米放送映画批評家協会が選定する第24回放送映画批評家協会賞外国語映画賞の候補に入ったほか、第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞と第22回トロント映画批評家協会賞では外国語映画賞を受賞した。米国紙ニューヨーク・タイムズや仏映画批評誌カイエ・デュ・シネマが選定した今年最高の映画リストにも含まれた。主演俳優ユ・アインはニューヨーク・タイムズが選定した今年最高の俳優12人のリストに入り、スティーブン・ユァンはロサンゼルス映画批評家協会賞で助演男優賞を受賞した。

このように『バーニング』に対する世界の好評が続き、アカデミー賞最終ノミネートにも期待が高まっている。『バーニング』が韓国映画が一度も開拓したことのないアカデミーに新たな一歩を踏み入れることになるのか、映画ファンの視線が集まっている。

『バーニング』は流通会社でアルバイトをしているジョンス(ユ・アイン扮)がおさななじみのヘミ(チョン・ジョンソ扮)と再会し、彼女から正体不明の男ベン(スティーブン・ユァン扮)を紹介されて起きる、秘密に包まれた強烈な物語を描いた作品だ。

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