韓経:韓国造船業に解氷期?…船舶価格・運賃上昇、発注も増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.19 09:15
造船業の景気を表す3大指標、新造船価(新しく建造する船舶価格)、海運会社の運賃、船舶発注量が同時に上昇している。造船会社の収益性を左右する新造船価が3年ぶりの最高水準となった中、韓国造船会社は今年の受注実績でも7年ぶりに中国を抑えて世界トップを取り戻す見通しだ。
海運会社の運賃上昇→船舶発注量の増加→新造船価の上昇という好循環構造が形成されれば、造船業況の回復ペースはさらに速まるという分析が出ている。しかし米中貿易紛争による貿易量減少が懸念されるほか、厚板など原材料価格の上昇、不安定な労使関係などは不安要因に挙げられる。