韓経:発注取り消しを心配する韓国造船ビッグ2
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.06 09:11
現代重工業、サムスン重工業など債権団の管理を受けない大手造船企業にも政府が経営改善計画の提出を要求し、船舶受注の障害になるという懸念が出ている。
一部の海外発注企業がこうした政府の要求を現代重工業とサムスン重工業に問題があるためと受け止めているからだ。政府が造船企業の信任度を落としているという指摘もある。
ある大手造船企業の営業担当者は5日、「政府の造船産業構造改革方案が発表された後、一部の発注企業が会社の財務状態が健全かどうか問い合わせてきた」とし「事実上、債権団の管理を受けるのではと尋ねてくるところもあった」と伝えた。この担当者は「発注企業の間で『韓国造船企業の財務状態が急激に悪化するおそれがある』という懸念が強まっているようだ」とし「発注企業がしばらく韓国造船企業に船舶を発注しなかったり、契約を取り消す事態が生じることもある」と述べた。