LG・SK、訴訟の裏には「バッテリー覇権争い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.02 14:22
LG化学とSKイノベーションが一本橋の上で戦いを繰り広げている。訴訟から始まった対立は財界3・4位の企業間の感情戦に拡大する様相だ。
両社がこのように対立する理由は何か。業界では、両社の対立の中心に電気自動車のバッテリーをめぐるヘゲモニー争いがあるという解釈が出ている。表面的には米国と韓国の裁判所で行われる訴訟戦の形態を帯びているが、裏には電気自動車のバッテリー市場の支配力と技術優位の確保があるという指摘だ。未来の自動車市場を主導すると見られる電気自動車が急速に成長しているのに比例し、電気自動車のバッテリー市場も急速に成長している。バッテリー業界関係者は「2040年頃には新車の半数を電気自動車が占めるという見通しも出ている状況で、両社とも電気自動車バッテリー市場を置いて後に引けないだろう」とし「電気自動車メーカーも両社の特許訴訟戦を注視している状況」と述べた。