デニス・ワイルダー前米補佐官「韓米同盟、『炭鉱のカナリア』のような警告状況」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.02 11:48
デニス・ワイルダー前ホワイトハウスアジア担当補佐官が8月31日(現地時間)「今は韓米同盟が炭鉱の中のカナリアのような状況」と話した。韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了以降、同盟の摩擦を「(メタンガスや一酸化炭素など)炭鉱内の危険をあらかじめ知らせるカナリアのように警告信号と見なして注視する必要がある」と言った。
ワイルダー前補佐官はジョージタウン大学の教授で、ジョージ・W・ブッシュ政府で上級補佐官を務めた後、2016年まで中央情報局(CIA)東アジア作戦・情報分析責任者(副長官補佐)を務めた。ワイルダー前補佐官はこの日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の対談放送に出演してGSOMIA事態で韓米同盟が危険な水準に到達したのではないかとの質問に「まだそれほど深刻な表現を使いたくはないが、そちらの道に進んでいると考える」と話した。同時に「われわれには処理すべき複雑な問題が山積しており、防衛費分担金問題も再び登場した」として「今は炭鉱の中のカナリアのような状況なのでわれわれは警告信号を注視しなければならない」とした。また「今の韓米同盟は確かに同じページにあるわけではない」として「これを復元するためにともに努力しなければならない」と付け加えた。