【コラム】川渡るためには既存の橋を壊す前に新しい橋を架けるべき=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.30 10:32
韓国政府が23日、韓日関係を超え韓日米関係の主要な尺度となる韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了を決定した。国政を運営するには重要な志向点が明らかにしなければならない。安全保障の米国か、経済の中国かという葛藤から韓日の歴史問題に至るまで、国事を決定する際にはその目指すところに合致するかが判断基準だ。
「核のない韓半島(朝鮮半島)で南北が平和に共存しながら最終的に統一を果たすこと」が我々の目指すところだ。1989年に北朝鮮の核が地表に上がってきてから国民の支持を受けてきた政策の方向だ。もちろん政権により多少変形もあった。しかし、現政府は誰よりもこの目標を最も前面に出してきた。それでこそ国家が安全で、経済が活性化し、外勢依存を減らし、論争になる克日も可能だからだ。ところが突然、政府がその目指すところを忘れさ迷っている。