【社説】ロナウド・ユベントスから釈明と謝罪を受けるべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.30 10:24
ワールドクラスと言われているが、プロらしい自己管理やファンサービスは失望させる水準だった。26日夜、韓国人のプライドを深く傷つけたイタリアプロサッカー球団ユベントスと看板スターのクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)のことだ。ユベントスは「ロナウドが45分以上出場」という契約条件を掲げて韓国に12時間(実際は10時間15分)滞在し、Kリーグオールスターチームと親善競技をする条件で約35億ウォン(約3億2300万円)を受けた。しかしロナウドはこの日約束された45分どころか、体も動かさずベンチに座っているだけだった。ユベントスも失望したファンに謝罪もせず、誠意のない釈明で怒りを買った。
世界最高スターの華麗なプレーを直接見ることができるという期待から最高40万ウォン台の入場チケットを購入した約6万人の観客のうち、ロナウドの欠場を予想する人は誰もいなかった。ユベントスが遅刻という事態で試合を1時間も遅延させたが、観客はロナウドが競技場のスクリーンに映し出されるたびに彼の名前を呼びながら声援を送った。しかしロナウドが試合に全く出場せず、観客と一度も目を合わさないまま競技場を去って行くと、サッカーファンは激しい背信感を感じた。悪天候と蒸し暑さの中でもロナウドの登場を競技場で何時間も待っていた子どものファンは涙を流したりもした。