駐ASEAN米国大使「韓米関係、前例のない危機」…同盟揺るがす通商摩擦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.10.07 06:52
韓米同盟が通商交渉の担保に取られた。トランプ政権を代表する韓国通のケビン・キム駐東南アジア諸国連合(ASEAN)米国大使も最近訪韓し、「前例がないと言えるほど韓米関係が非常に悪い」という趣旨で懸念を示したことが分かった。3500億ドル(約55兆円)の対米投資第1号の発表で、韓米首脳間の合意であるジョイント・ファクトシート(共同説明資料)の安全保障分野の後続協議再開への期待が高まったが、アラスカ液化天然ガス(LNG)が新たな通商変数として浮上し、これさえ不透明になった。血盟と呼ばれ、通商で衝突しても防衛と抑止だけは取引材料にはしないとしてきた同盟の長年の境界が揺らいでいる。
駐韓米国大使館の大使代理を務めたキム大使は先週、休暇で訪韓し、趙顯(チョ・ヒョン)外交部長官など外交関係者と幅広く接触した。キム大使は通商摩擦が安全保障交渉にまで足かせとなっている流れを指摘し、「それでもマルコ・ルビオ国務長官と趙長官の関係が良好なのはせめてもの救いだ」と話したという。ルビオ長官は両国の懸案解決に積極的だが、ハワード・ラトニック商務長官が主導する通商問題では調整に限界があるという趣旨だ。