懸念される財政政策…韓銀は利上げで金融引き締め、政府は800兆ウォン予算で資金供給(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.08.22 13:24
債券市場の反応も冷ややかだ。税収が増えることで来年の国債発行額は今年(225兆7000億ウォン)より減少して190兆ウォン前後にとどまるとの見通しが出ているにもかかわらず、債券金利は逆に上昇している。14日のソウル債券市場では、30年国債の利回りが1週間で0.15ポイント上昇し、年4.67%となった。年初と比べて1.4ポイント以上も上昇している。国債の供給が減るにもかかわらず長期金利が上昇しているのは、政府が供給した資金がまた物価を刺激し、最終的には将来の財政負担として返ってくるという市場の不安が反映された結果だ。ハンファ投資証券のキム・ソンス研究員は「堅調な成長基調と財政をめぐる不確実性を考慮すると、長期国債への投資には引き続き慎重になる必要がある」と指摘した。政府の財政運営に対する不安感が解消されない限り長期金利の安定は難しいとの分析だ。
景気浮揚を目的とした拡張財政編成の前提条件そのものを問題視する声も強まっている。梨花女子大のソク・ビョンフン経済学科教授は「半導体輸出の好調で今年と来年はいずれも潜在成長率を上回る成長が見込まれている」とし「景気後退局面でない状況で無理に財政を拡大して景気を押し上げる理由はない」と指摘した。